オルクとは、銀河で最も野蛮で好戦的、かつ大いに繁栄している種族である。
生まれついての戦闘種族である彼らは「強い奴が正しい」という信念のもと、生きるために戦うのではなく戦うために生きているのだ。
彼らは信じられない程タフで思い込みが強く、ガンの銃声やチョッ速なクルマのエンジン音、敵のツラに鉄拳を叩き込む感触といったものをこよなく愛している。
そんな単細胞な彼らも、ひとたび<いくさだァァァア! >の雄叫びのもとに集結すると、オンボロのいくさ機械や兵隊の大群でもって銀河を大いに暴れまわることになるだろう。
<大亀裂 >の発生以後、オルクの前にはこれまでにないほど多くの征戦路が広がっている。
そして、その行く手にある星々はみな、終わりなきいくさを前に恐怖で震え上がることとなるだろう。